みなさんこんにちは。投資と株主優待が好きな@olivertomolifeです!
投資をする上で、割安で安定した銘柄を見つける手法が多く取られています。
その中でもキャッシュフローに着目したPCFRという指標をご存知でしょうか?
この記事を読むことによって、企業の現金の流れから割安な株を判断出来ます!
なぜなら、PCFRは株価とキャッシュフローから計算できる指標だからです。
今回は、他の指標と合わせて使える便利なPCFRと割安な株を紹介していこうと思います。
- 株価が割安な銘柄に投資をしたい
- 指標を見て割安株を見つけたい
- 安定した企業に投資をしたい
- PCFR9倍以下の割安株3選!
- PCFRとは?
- PCFRのメリットとデメリット
筆者は投資歴3年で証券業界の経験があります。
それでは、PCFR9倍以下の割安株を見ていきましょう。
PCFR9倍以下の割安株3選!
1 三菱商事

三菱商事はエネルギー資源に強く、日本の5大商社で首位級の影響力がある企業で、PERやPBRも割安な株として知られています。
直近のPCFRは8倍で9倍を下回っているので、割安と言うことが出来ます。
商社は世界経済の影響を受けやすいので、指標全体で割安だと言われています。
しかしながら、近年は日本の商社の収益力も高くなっているので、海外投資家からも注目されていくと考えます。
2 KDDI

日本の3大通信会社として有名なKDDIは、非通信事業にも力を入れています。
印象に残るコマーシャルで、若者にも支持されている傾向にある企業です。
直近のPCFRは5.47倍で9倍を大きく下回っているので、かなり割安と言うことが出来ます。
配当利回りも3.5%で3000円以上の優待がもらえるので、総合的には4%の高い利回りがあります。
配当も年々増加しているので、長期投資にも最適です。
3 ウィルグループ

ウィルグループは、人材派遣や業務請負の人材サービスを行っている企業です。
海外からの人材紹介事業が好調で、業績も拡大しています。
直近のPCFRは6倍で9倍を大きく下回っているので、とても割安だと言えます。
配当利回りは2%以下ですが、長期保有優遇がある株主優待があるので、実質高い利回りを得ることが出来ます。
PCFRとは?

PCFRはPrice Cash Flow Ratioの略称で、日本では「株価キャッシュフロー倍率」と呼ばれています。
この指標を使うことで、企業の現金の流れから見て株価が割安か割高なのかを判断できます。
また、これらは株価が1株あたりのキャッシュフローで何倍まで買われたのかを表せます。
企業の決算書の財務諸表の中には、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書があります。
PCFRを算出するためには、キャッシュフロー計算書の中の営業キャッシュフローを使って計算をします。
そのため、株価÷1株あたりの営業キャッシュフローから数字が求められます。
ざっくりと言うならば、お金の流れから株価の割安度が判断される指標、ということになります。
PCFRのメリットとデメリット

企業の株価やお金の動きの観点から、割安度が判断出来る事がメリットと言えるでしょう。
しかしながら、指標単独で使うのではなく、PERなどの様々な指標と合わせて使う必要があります。
そのため、単独で使えないデメリットがあります。
まとめ

- 三菱商事、KDDI、ウィルグループはPCFR9倍以下
- PCFRは現金の流れから割安度が判断できる
- PCFRは他の指標と併用が必要
今回の記事では、PCFRが9倍以下の割安株について紹介しました。
PCFRは株価と企業の営業キャッシュフローから、どのくらい割安なのかを判断できる指標です。
数字が低いほど割安ですが、同業他社との比較や市場平均との比較も必要です。
あくまで参考指標としての一つだと言うことを忘れないようにしましょう。
投資は自己責任です。様々な意見を参考にした上で、自分で最終判断をしましょう。
本ブログでは、投資に役立つ情報を随時更新しています。
SNSなどでシェアして頂けると励みになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント