みなさんこんにちは。投資と株主優待が好きな@olivertomolifeです!
株式投資の経験が短い長いに関わらず、JTは馴染みのある企業の一つではないでしょうか?
たばこ事業を中核としているJTですが、他にも食品や医薬品も展開しています。
5年足で見ると株価は右肩下がりですが、特大の増配サプライズがあり、直近の株価は急上昇しています。
その反面、海外の為替レートなどや地政学リスクで不安定な局面もあるJTですが、高配当株としては外せない銘柄だと考えます。
それでは銘柄の買い時やどのように買うべきかなどについて解説していこうと思います。
投資歴5年で証券業界の経験があります。
この記事を読むことによって、日本たばこ産業の買い時や会社について知ることが出来ますよ!
株価3000円の可能性も?日本たばこ産業の買い時は○○!
結論から申し上げますと、2023年初旬に買うべきだと考えます。
なぜなら、JTは増配の発表をしてから大幅な株価上昇があったので、年初の下落時のチャンスを狙って買うのが良いと考えるからです。
2020年の7月に底値を付けてからじりじりと株価が上昇している傾向にありますが、一時的な下落はありえるので、安値を拾いたいところです。
しかしながら、配当利回りは6%を超えているので、配当をメインに考えている方は今買ってみても良いかもしれません。
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JTを買うなら特定口座それともNISA口座?
個人的な意見としては、NISA制度を使って買うのは避けたいところです。
なぜなら、企業の将来性が不透明なところがあり、減配リスクもあるからです。
しかしながら、NISAランキングでは常に上位に入っているのが現状です。
ですが、連続増配を安定的にしている銘柄をNISAで買った方が良いので、特定口座で買う方が良いと考えます。
寡占企業としての地位を確立!たばこ意外の事業も展開する日本たばこ産業とは?
1985年以前は日本の国営だったJTですが、事業が切り離され、民間企業として設立されました。
民間企業になった後も法律「日本たばこ産業株式会社法」により、株式の三分の一を国が保有をしています。
日本国内で唯一たばこ製造の権利を認められていて、国内で6割の高いシェアを占めています。
積極的なM&Aなどで海外展開にも力を入れていて、世界では4位の規模感があります。
会社の4大事業と内容について
JTは大きく4つの事業を展開しています。
1 国内たばこ事業
たばこの製造から販売までを一括して行っている事業で、海外のたばこの輸入なども行っています。
煙の少ないたばこ製品の開発もしており、周りにいる人への配慮する商品の研究をしています。
2 海外たばこ事業
海外でたばこの製造や販売を行っている事業で、企業買収によって世界に関連会社があります。
関連会社が増えていることにより、売り上げも安定してきています。
3 医薬事業
医療用の医薬品の研究や開発から販売までをしている事業です。
研究は日本たばこ産業が行い、製造や販売を鳥居薬品が行っています。
JTは1999年から鳥居薬品と業務提携をしています。
4 加工食品事業
2008年に、富士食品工業株式会社と加ト吉の株を取得して加工食品に参入しています。
冷凍や常温の加工食品や調味料などの製造や販売をテーブルマークが行っています。
国内外に32の自社工場を持っており、安全で安心な商品の提供をしています。
JTが持つ企業の強みとは?
会社がグローバルなビジネスをしているので、日本国内で売り上げが下がっても、海外での収益で巻き返せるのが強みだと思います。
また、財務基盤が安定していて、日本政府が株式を保有している点も強みです。
他には、定期的な海外での企業買収による事業安定化も挙げられるでしょう。
たばこ販売では寡占企業として君臨していて、競合他社がいないことも強みかと思います。
財務省が株式保有をしていて、たばこ税は今後も値上げしていくので、収益の増加も見込めるでしょう。
JTの配当や株式指標について
高配当で有名なJTは、2005年から2020年まで16年連続増配をしていた企業です。
2021年には上場来初の24円減配があり、会社の方針として配当性向は75%を目安にするアナウンスもありました。
減配後はサプライズ増配があり、2022年は年間で1株188円の配当が決定しています。
今後は無理のない範囲での増配を望むところです。
PER | PBR | 自己資本比率 | 配当利回り |
14.80倍 | 1.95倍 | 48.7% | 6.65% |
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株主優待は2022年12月基準日で廃止
12月の権利月に100株を一年以上保有することで、2500円の自社製品を年1回もらうことができます。
株数が増えていくごとに金額が上がるのも嬉しいですね。
日本在住限定ですが、配当金に加えて優待がもらえるのは良いと思います。
しかしながら、2022年度で終了してしまうのは残念です。
結果として優待の2500円分の増配がされたので、良かったと思います。
JTが含まれている組み入れ投信3選
投資信託は少ない資金でも始められるので、初心者でも安心して始められます。
毎月積立をすることで、リスク分散も出来るので、おすすめですよ。
私の独断で組み入れ投信を選びましたので、参考までにどうぞ。
- 日興アセットマネジメント 日興エボリューション
- 日興アセットマネジメント インデックスファンド225
- 三菱UFJ国際投信 三菱UFJインデックス225オープン
JTに対する個人的視点
JTはたばこ産業を中心として発展してきた企業で、現在は多角的な経営を迫られている場面があります。
その背景には国際的な環境問題の関心や健康への取り組みが挙げられます。
しかしながら、財務が安定している企業で配当も比較的安定しています。
株価の方は直近の5年で右肩下がりでしたが、下げ止まり上昇トレンドに入ったと見ても良いでしょう。
長期保有をしている人々にとっては、値動きが上下しやすい銘柄ですが、配当をもらうには最適な銘柄だと思います。
まとめ
- 銘柄は2023年年初に買うべき
- たばこ増税で収益も徐々に増加
- 海外での収益基盤が強い
日本たばこ産業の買い時や会社についてまとめました!
JTは財務省が株を保有している民間企業で、主にたばこを国内外で生産販売しています。
国内シェアは6割と高く、配当利回りも6%を超えています。
健康問題の課題が議論される昨今ですが、たばこは中毒性が高く中々止めるのは難しい嗜好品です。
完全にとは言い切れませんが、倒産リスクはとても低いので、長期投資の銘柄としては良いと考えます。
自分の投資スタイルに合わせて銘柄の検討をしてみてはいかがでしょうか。
投資は自己責任です。様々な意見を参考にした上で、自分で最終判断をしましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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