【2022年】日本人なら一度は行くべき?芝山巖と教育精神とは?

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台北
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みなさんこんにちは。台湾ワーホリ経験がある@olivertomolifeです!





台湾が好きな方は、芝山巌事件という言葉を耳にしたことはあるのではないでしょうか?





この記事を読むことによって、芝山巌について知ることが出来ます!





なぜなら私は最近、事件が起こった芝山巌に行ってきたからです。





また、台北市内から気軽に行ける場所なので、とてもおすすめな場所です!





今回は、芝山巌や芝山巌事件について紹介していこうと思います。





こんな方におすすめ
  • 台北の歴史的な場所に行きたい
  • 台湾の自然を満喫したい
  • 日本人が行くべき台北の遺跡を知りたい






本記事の内容
  • 日本人なら一度は行くべき?教育精神が宿る芝山巖に行ってみた!
  • 日本人6人が犠牲に?芝山巖学堂と芝山巖事件とは?
  • 勇敢な六氏先生と事件後の台湾






2020年2月から一年間高雄でワーキングホリデーを経験。現在は台北で留学中。





それでは、本文に入っていきたいと思います。





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日本人なら一度は行くべき?教育精神が宿る芝山巖に行ってみた!

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駅から徒歩の場合は約15分かかります・・・

皆さんは、芝山巖という名前を聞いたことはありますでしょうか?





もし、知っているあなたはかなりの歴史好きだと思います!





台北市内から電車で15分、そこからタクシーで5分の場所に芝山巖はあります。




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2番出口から向かいましょう。







思わず、都会の喧騒を忘れるような自然の豊かさがあり、軽い登山場所としても知られています。





基本知識として、芝山巖へは動きやすい服装と靴、荷物は少な目がおすすめです。





一周するのには1時間くらいかかり、結構歩くので、無理をし過ぎないように気を付けてくださいね!










正面から入ると、このような岩とお寺のお供え物が目に入ると思います。










中心部には、6人の日本人を追悼する石碑があり、事件に関する資料室も無料開放されていました。




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石碑近くの休憩所







少し歩きますが、山の頂上部には広場があり、地面に様々な事柄が彫られています。




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感想(2件)






台北 芝山巌
日本統治時代について刻まれています。







また、そこからの景色は絶景で、台北市内を一望することが出来ました!




台北 芝山巌
夜景は更に綺麗です!







夜景の景色は更に美しく見える事でしょう。





日本人ならぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。





芝山巖
  • 住所 111台北市士林區至誠路一段
  • 営業時間 24時間
  • アクセス 芝山駅からタクシーで約5分






日本人6人が犠牲に?芝山巖学堂と芝山巖事件とは?

台北 芝山巌
事件についての説明

芝山巖学堂を知る上では、芝山巖事件について知っておく必要があります。





さて、この事件について簡単に説明すると、「日本人が設置した寺子屋の教師が盗賊に殺されるという事件」です。





1895年に日本は下関条約で、台湾を割譲されたばかりで、台湾教育の発展に力を入れていました。





当時、日本から来た教師6人が中心となり、芝山巌に台湾初の小学校を設置し、日本語を教えていました。





しかしながら、当時の治安はとても不安定で、日本統治反対派の暴動が起きていました。





そんな中で、住民は彼らに避難を勧めたそうですが、6人は命懸けで教育に取り組むためにそれを拒否します。





そして悪夢が1896年に元旦に起こってしまいます・・・





元旦の式に参加しようと、教師たちが芝山巖から下山している際に盗賊に遭遇してしまいます。





彼らは盗賊に対して教育の大切さを説法しましたが、聞き入れられず殺されてしまう結末に・・・。





殺害時には、教師の物品や学堂の物品も略奪されたそうです。





とても痛ましい事件ですが、6人の勇敢な姿には感服させられます。





勇敢な六氏先生と事件後の台湾

台北 芝山巌
六氏先生を追悼する石碑

突然の死となってしまった6人は台湾で六氏先生と呼ばれています。





六氏先生
  • 1 楫取道明(かとり みちあき) 享年38歳 吉田松陰の甥
  • 2 関口長太郎 享年37歳
  • 3 中島長吉 享年25歳
  • 4 桂金太郎 享年27歳
  • 5 井原順之介 享年23歳
  • 6 平井数馬 享年17歳






団員の中には吉田松陰と関係のある方もいたそうです。





教育のために、命を捧げた彼らの生き様は決して無駄にはなっていません。





なぜなら、事件は人々によって語り継がれていき、その後の教育者に大きな影響を与えているからです。





また、台湾統治開始時では識字率が1%未満だったのに対して、終戦時の識字率は脅威の90%以上に達していました。





このことから、台湾教育は著しく発展し、明治時代の日本人の教育への熱意が感じられます。





1896年には、六氏先生を追悼する「学務官僚遭難之碑」が建てられています。





戦後は国民党の支配によって、芝山巌の神社は壊され、弾圧を受けました。





しかしながら、恵済宮の住職は六氏先生の遺骨を密かに移して、守ってくれたようです。





その後の台湾民主化によって、お墓や石碑が再建され、周辺の整備も進んでいます。





私も最近までこの事件について知らなかったので、日本人として恥ずかしく情けなく思います。





ぜひ、自然と歴史の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。





まとめ

台北 芝山巌
看板が占領と統治の誤植をしていました。
  • 台湾教育に貢献した日本人が眠る場所
  • 台湾の歴史を感じることが出来る
  • 動きやすい服装と靴がおすすめ






今回の記事では、芝山巌と芝山巌事件に関することを紹介しました!





芝山巌は、台北市内からアクセスがしやすく、軽い運動も兼ねて尋ねることが出来ます。





大自然の中にある石碑やお寺は圧巻なので、ぜひ行ってみてくださいね!





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最後までお読みいただきありがとうございました!

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