みなさんこんにちは。投資と株主優待が好きな@olivertomolifeです!
近年の業績拡大が話題の伊藤忠商事ですが、実は大きなリスクもあります。
それらのリスクを考慮した上で、私は最近伊藤忠の株を売却しました。
今回はなぜ伊藤忠商事の株を売るべきなのかを説明していこうと思います!
自分の資産を守りながら投資をしたい方は最後まで目を通してみてくださいね。
筆者は投資歴3年で証券業界の経験があります。
この記事を読むことによって、伊藤忠商事の株について知ることが出来ますよ!
伊藤忠商事の株を売るべき5つの理由
1 中国リスクを受けやすい
伊藤忠はCITICとCharoen Pokphand Group Company Limitedとの業務資本提携をしています。
どちらも中国と非常に密接なビジネスをしているという点から、景気や経済のリスクを受けやすいのです。
非資源分野に強みを生かした事業展開をしていますが、近年における中国の地政学リスクは高まっています。
そのため、提携をしている点で、業績に影響が出る可能性も否定は出来ない現状となっています。
2 韓国リスクを受けやすい
伊藤忠は日本のスポーツウェアメーカーのデサントを関連会社にしています。
記憶に新しい出来事として、デサントは韓国事業で不買運動の影響を受けています。
これらの影響は伊藤忠にも少なからず関係していると思うので、事業損失もあると思います。
中国と同様に韓国も地政学リスクが高い場所なので、業績に関わってくると考えます。
3 増配の幅が少ない
伊藤忠は2021年までに、6期連続増配を記録を記録しており、配当性向も30%代で素晴らしいです。
しかし、同業種で比較すると増配の幅が少ないです。
また、配当金も少ないので、今後の増配後に様子を見るべきだと思います。
4 ファミリーマートの売上に課題
伊藤忠は2020年の8月にファミリーマートの株式をTOBで買収しました。
これにより、ファミリーマートが本格的に伊藤忠の支配下に置かれました。
株式の上場廃止になることによって、それぞれの加盟店や顧客を考える体制に入れると思われていました。
しかし、実際には商社が行うコンビニ事業は利益確保の保険の一つと言われていて、業績重視です。
また、ファミリーマートは日本のコンビニの中で出遅れているので、今後の改善が急務です。
5 海外事業に偏りがある
一般的な商社の海外拠点は均等にありますが、伊藤忠は偏りがあります。
資本提携による影響かもしれませんが、中国に10拠点以上の関連会社を持っています。
実際に2018年には日本人が中国でスパイ容疑を掛けられて懲役3年の実刑を受けています。
そのため、先ほどの通り地政学リスクは避けて通れない問題です。
商社全体に影響がある外部リスクとは?
1 気候リスク
地球全体でビジネスをしている商社では、世界の気候の影響も受けやすいです。
例えば食品会社との取引もあれば、資源エネルギーなどの運用もあるので、そのようなリスクは避けられません。
このような問題は予測不可能なので、対策をしている企業も多いようです。
2 景気リスク
それぞれの国によって景気の流れは違うので、悪い時には影響を受けます。
多くの国と取引をすることで、リスク分散を行っている企業があります。
しかし、影響力がある国の不況が世界全体に波及することもあるので、注意したいところです。
3 為替リスク
為替のリスクは経済や景気に直結していると言えるでしょう。
世界のトレーダーは景気の予測を考えて取引をすることが多いので、商社の海外収益にも関わってきます。
そのため、不況の時には為替リスクも大きくなる可能性も高くなります。
まとめ
- 中国リスクを受けやすい
- 韓国リスクを受けやすい
- 増配の幅が少ない
- ファミリーマートの売上に課題
- 海外事業に偏りがある
なぜ私が伊藤忠の株を売ったのかを5つの理由で説明しました!
投資は自己責任です。様々な意見を参考にした上で、自分で最終判断をしましょう。
今後も投資に役立つ情報を発信していくので、ご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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