みなさんこんにちは。投資と株主優待が好きな@olivertomolifeです!
2022年の4月には日本株における大きなイベントがあるのをご存知でしょうか?
知っている方も多いと思いますが、東証の市場が再編され、3つになります。
この記事を読むことによって、東証再編と日本株の注目度について知ることが出来ます!
どのように変わっていくのか、そして変わったことによって日本株はどうなるのかを予想してみたいと思います。
筆者は投資歴3年で証券業界の経験があります。
それでは、注目点から見ていきましょう。
東証再編で抑えたい3つの注目点
報道でもある通り東京証券取引所は、2022年の4月から市場構造を変更します。
現体制の東証一部、二部、マザーズ、ジャスダックの4市場は、コンセプトがあいまいで利便性が課題になっていました。
以下ではこれらを踏まえて注目点を3つ紹介していこうと思います。
1 市場区分が3つに変更
2022年の4月からは東証の市場は3つの凝縮されることが決まっています。
それぞれの市場について簡単に紹介します。
1 プライム市場
最上位のプライム市場は国際的な投資家向けの市場で、時価総額や企業のガバナンスの高さが求められます。
株主が800人以上であることや株式流通数が20000単位以上であること、時価総額が100億円を超える必要があります。
経営面では新規上場企業に、2年間で25億円以上の利益基準を設けています。
2 スタンダード市場
日本国内向けのスタンダード市場は、株主数が400人以上で流通株式が2000単位以上が条件です。
他にも基準がありますが、プライム市場よりは厳しくない印象です。
現在の東証二部のような位置づけだと考えられます。
3 グロース市場
成長性が高い企業向けのグロース市場は、成長の可能性がある事業計画などが開示される必要があります。
株主は150人以上で、流動性株式も1000単元以上となっています。
現在のマザーズ市場のような位置づけだと考えられます。
2 新市場選択で1800社以上が最上位プライム市場
2021年の1/11日に市場区分の選択結果が発表されました。
プライム市場には1841社の移行が決まり、東証一部の85%の企業が移行することになるようです。
次にスタンダード市場には1477社、グロース市場には459社が移行します。
プライム市場は海外投資家も見ている市場ですが、東証一部とほとんど同じ顔ぶれなので、目新しさを感じないと思われるかもしれません。
一方で以前まで東証一部にいた企業が、スタンダードに変わった事例もあるので、多少は変わったのかもしれません。
3 アメリカやイギリスの市場区分との比較
金融マーケットが大きなアメリカやイギリスの市場区分について見てみましょう。
アメリカはニューヨーク証券取引所とナスダックの2種類があります。
ニューヨーク証券取引所は、ウォール街にある世界最大の取引所で、コカ・コーラやマクドナルドも上場しています。
ナスダックは新興企業向けの世界最大の市場で、アマゾンやアップルなどの名だたるハイテク企業が上場しています。
どちらの取引所も時価総額は高い企業が多く、日本株全ての時価総額を足しても届かない差があります。
イギリスはロンドン証券取引所1つのみで、イギリス国内の大部分の株式取引を行えます。
3000社以上が上場していて、イギリス以外の国外企業も含まれています。
アストラゼネカやBHPなどの国際的な企業も上場しています。
今後の日本株の注目度はどうなる?
私個人の意見としては、今後の日本株の注目度は変わらないと考えます。
なぜなら、東証再編は表面的で大きな変化では無いからです。
取引時間も現行の時間から30分延長する案が出ていますが、変わらない可能性もあります。
最上位のプライム市場の基準が甘いので、結果としてほとんどの東証一部銘柄がプライム市場に移行したのだと考えられます。
代り映えのしない市場には新たな投資家は集まることは無く、離れていく可能性も高まるでしょう。
個人的には再びプライム市場の条件を国際基準にして選定したほうが、魅力も高まると考えます。
バブル時代と同じ感覚を持っている企業や、取引所関係者が目を覚まさなければ、さらに世界から遅れを取ってしまいます。
東証再編でプラスになるかマイナスになるかは注目です。
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まとめ
- 東証は3つの市場に変更される
- 最上位のプライム市場の85%は東証一部銘柄
- 東証再編の基準は国際基準より甘い
今回の記事では、東証再編と再編後の日本株の注目度について予想しました!
東証の市場が今までよりもシンプルな3つになることで、新たな投資家が増えて活性化することを期待したいです。
再編まではもうすぐなので、どのような変化が起きるか注目したいところです。
投資は自己責任です。様々な意見を参考にした上で、自分で最終判断をしましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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